Berita dan Cerita (°_°)

インドネシア語の勉強として色々な記事などを訳しています☆彡 お気づきの点をご指摘いただけるとうれしいです❤︎

2020年06月

(原文 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/id/news/backstories/1110/)

プロレスラーでリアリティテレビ番組のスターだった木村花さんの死は、日本政府がネット中傷に対する措置を取る原因となった。
木村さんは、Netflixのある人気番組に登場した後、激しく受けたネット中傷の結果、自殺に至ったようだ。

22歳の木村さんは、フジテレビが放送しNetflixが配信したリアリティーショーの「テラスハウス」の新シリーズの参加者の1人だった。
この番組は、互いに知らない人々のグループが同じ住居で一緒に住むことをフォローする。
この番組はまた、何人かのテレビや映画スターのキャリアを急上昇させている。

木村さんは、この番組に昨年9月に参加し、ネット中傷のターゲットになった。
その中傷は、3月に放送された、わざとではなくレスリングのコスチュームの1つを縮ませたために他の住人の1人に彼女が叫んだエピソードに続いてますますひどくなった。
そのエピソードが放送された数日後、彼女は憎悪のメッセージの攻撃を受けた。
彼女はその後、5月23日に東京の自宅で亡くなっているのを発見された。

「みんなは私に死んでほしがっている。」木村さんは亡くなった日、ツイッターにアップロードした。
「みんな私に消えてほしがっている。ごめんなさい。私はこのことを乗り越えるほど強くない。」

5月26日、高市早苗総務大臣は、政府は今、ネット中傷の被害者が中傷者の個人情報を要求できる法律を修正する計画だ、と述べた。

現在の法律は、損害賠償のため中傷者を訴えることができるよう犠牲者がインターネットサービス事業者に情報を求めることを許可する。
しかし専門家は、これは長く高額な法プロセスを必要とし、多くの事例で中傷者が特定できない、と述べる。

「その法律はソーシャルメディアが存在する以前、およそ20年前に施行されたものです。」
弁護士でネット中傷の専門家であるシミズヨウヘイ氏は述べる。
「このような事例を避けたいなら、その法律は修正されなければいけません。」

高市氏は、犠牲者が情報を得るのを速くすることを含め、その法律を修正する可能性を議論する専門家会議を形成した、と述べる。
彼女は、できるだけ早く法案を実現したい、と望む。

一方、テラスハウスの将来性は、行き詰まった。
この番組は、コロナウィルスの流行で3月に制作を止め、これまでに用意され今後数週間に放送予定の2つのエピソードも放送されないだろう。

ミズコシエリカさんは木村さんといっしょにその番組に参加し、自身も同様の嫌がらせを受けたという。

「人々は私に死ぬよう勧めます。」ミズコシさんはインスタグラムの投稿に書いている。
「そして彼らは、テレビに出ているからその嫌がらせが続くのだと言います。
しかし、テレビに出ている人も感情を持っているのです。
言葉が武器として使われるのです。」

(原文 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/id/news/backstories/1128/)

コロナウィルスの流行は世界中の自動車産業をめちゃめちゃにした。
日本では、自動車メーカーが活動せず、多くのショールームが閉鎖され、国内の新車販売が地震と津波が経済を破壊した2011年以来最大の落ち込みを経験した。
他の国では、販売数が一層悪化している。

CLSA Securities Japanの日本研究副所長のChristopher Richter氏は、世界的な影響は2009年の大金融危機の時より悪いようだ、と述べる。
彼は、販売の低下は34%と予測する。

Richter氏は、最終結果は強者はより強くなり、一方で弱者はより弱くなるだろうと予測する。

強い財政収支を持つ製造業は、投資を継続できる。
トヨタはよい例である。
それでもこの企業グループは、この会計年度の事業収入を79.5%の減少と予想し、研究開発のために1兆円または90億ドルを削り落とした。

しかし、より小さな能力の企業は、資金準備を守ることに注力しなければならない。
日産と三菱はルノーとの連合を強化し、開発費をより効率よく分ける必要がある。
Richter氏は、これはルノーとの関係がパンデミック以前から悪化していた日産にとって有益なことだと言う。

Richter氏は、「日産は、圧力のかかった収益レベルの状態、すでに古いモデルのラインナップ、過大な容量で、この危機に入りました。」と述べる。
ここへきて、日産は、ルノーとの関係を再構築する他ないだろう。

このパンデミックは、企業が乗り物を生産する方法において、長期的な変化を余儀なくさせると予想される。
生産フロアは、物理的距離を保ち、マスクを着け、そのほかの様々な感染予防措置を検討することで、再設計されなければならないだろう。

Richter氏は、そのことが、乗り物を生産する企業の方法や、制作費も変えるだろう、と述べる。

自動車メーカーは、パンデミックが襲う前、大きな激動を経験していた。
その時まで企業は、CASEと呼ばれる集合的な技術、すなわち、接続性、自動運転、ライドシェア、電気自動車のような未来の技術の開発に移行する努力をしていた。

「私は、電化を目指す攻撃に変化があるとは考えていないのです。」政府がその開発の支援を続けるだろうと思っている、Richter氏は言った。

しかし彼は、人々は知らない人と1つの乗り物に居る時注意深い態度を取るだろうと考えられるので、ライドシェア事業は打撃を受けるだろうと述べる。

Rchter氏は、展示会では自動車メーカーの多くが、共同利用する乗り物のデザインを展示したと述べる。
「そのメーカーを除いて、この乗り物を、それぞれの人が自分の空間を持ちウィルスに感染しない場所に変えるための方法が見つけることができ、このようなプロジェクトプの鈍化が起こるでしょう。」彼は言った。

では、コロナウィルスを経験中あるいは経験後の社会で生き残るために、自動車メーカーが行うべきことは何か?

「行うべきことは、公共交通の必要性を研究することです。」Richter氏は述べた。

新たな送迎サービスがいくつかの国で始まった。
お客さんに食料や荷物を届ける自動ロボットは、乗り物の従来のコンセプトには入らない。
それはすべて、あるサービスとしての流動性に関わっている。

それは、遠い将来、自動車メーカーにとってのチャンスとなる長期的な市場があるとRichter氏が信じている1つの分野である。

(原文 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/id/news/backstories/1123/)

「私の上司は私に、もう来なくていいと言いました。
それは突然で、どうしたらよいかわかりません。」

それは、横浜のあるホテルでハウスキーピングとして4月半ばまで働いていた、ある50代の女性の発言である。
彼女は、この流行で仕事を失った。

現在、彼女は家賃を払うことができず、新しい仕事を得られるかわからない。

4月に、日本政府はコロナウィルスを阻止するために、国家緊急事態を適用し、事業者たちに営業を制限するよう要請した。
その措置は経済を壊し、3.4%の第一四半期の実質国内総生産の歴史的低下を引き起こし、この国の労働市場を打撃した。

ヤマダカズアキ氏(39歳)は、以前、北日本の仙台市のケータリング企業で、パートタイムで働いていた。
毎月、彼はおよそ14万円(1,400ドル)の収入を得ていた。
しかし、彼は家賃を払えず、路上で暮らしている。

彼は仕事を探すために労働事務所を訪れたが、恵まれない。
機会は非常に限られ、競争は激しい。
現在、彼は毎週わずかのお金を得るために、ゴミを集めている。

総務省によると、この4月に働いていたのは6600万人だけで、前年と比較して80万人の減少である。
この労働者のうち、2000万人か1900万人が非正規労働者で、派遣会社を通じて働いている人や、パート労働者を含み、前年と比較して97万人の減少である。
この減少は、2014年1月に用意された比較データ以来最大である。 

多くの企業が、主にホテルとレストラン産業が長年ひどい労働力の不足を経験し、それは急速な社会の老化で引き起こされている。
コロナウィルスは、経済活動の縮小のためその同じ企業が人を働かせることができなくなって、その問題を変えた。

東京の千代田区のあるレストランは、3月に新しいスタッフを働かせたかった。
しかし、レストランのマネージャーは、売り上げが90%減ってその計画を取り消さざるを得ない、と言った。

「ウィルスは予想よりも大きな影響を与えました。」と述べた。
「私は、今、将来に希望が見えません。」

第一生命研究所の経済学者であるホシノタクヤ氏は、現在、仕事が延期された人々がおよそ6万人で、失業数は増えると思われるので、最悪の状況はまだ起こっていない、と述べる。

「企業はできるだけ労働者を維持する努力をするでしょう。」と彼は言う。
「しかし結局は、企業は仕事を削減し、より悪い労働市場の状況を引き起こすでしょう。」

現在、元ケータリング労働者のヤマダ氏は、浮浪者を支援する現地の非営利組織の支援で持ちこたえている。
仙台で活動するこの組織は、公園、地下通路、路上で生活する人々におにぎりとテイクアウトの味噌汁を配る。

この組織によると、ホームレスの多くは60歳以上だという。
しかし、コロナウィルスで引き起こされた経済悪化により、より若い大勢の人々が路上に見られ始めた。

「ヤマダさんの状況は特別ではありません。」その組織の代表者のアオキヤスヒロ氏は言う。
「若い人々はその状況に非常に影響を受け、ついに浮浪者になることで本当の危険に直面しています。」

(原文 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/id/news/backstories/1121/)

あなたがコロナウィルスのパンデミック中に日本に住んでいる外国人ならば、あなたのために役立ついくつかの情報がある。
ビザの申請に影響がある新しい変更について知ることができる。
また、差別、ドメスティックバイオレンス、妊娠のような特異な問題についてのいくつかの情報がある。
利用可能な助けの種類について知るために、次のリンクをチェックしてほしい。

ビザの問題がある場合
Q:「一時訪問」ビザが切れるが母国に戻れない場合、どうなりますか?

A:90日間の期間延長が与えられます。
詳細は、このリンクをクリックしてください。
http://www.moj.go.jp/content/001316293.pdf


Q:3月から7月の間にビザが切れる場合、3カ月間自動的に延長されますか?

A:いいえ。しかし、ビザ延長申請を提出するために、在留資格の変更も滞在期間の延長も、外国人は3カ月の時間が与えられます。
その措置は、入国審査カウンターの混雑を減らすためです。
権利を持つのは、2020年3月から7月の間にビザが切れる人で、滞在期間の最終日から3カ月間、申請期間が延長されます。
別の言葉では、もし5月11日にビザが切れる場合、8月11日までビザの延長を申請するための時間があります。

入国管理局は、6月2日にNHK Worldに対し、在留資格が切れる人は、3カ月の延長期間の間、違法とはみなされず、逮捕や拘留されない、と伝えました。

多言語の情報は、以下を見てください。
http://www.moj.go.jp/content/001316300.pdf


Q:ビザの有効期間が終わっていても、3カ月の延長期間の間、働き続けられますか?

A:はい、ある特定の状況で、働きつづけることができます。
入国管理局は、6月2日にNHK Worldに対し、この特別延長期間に、以前の在留資格と同様の状態で働くことが許可される、と説明しました。
そうであっても、規定(仕事の状況、会社など)を変える必要がある場合、入国管理局に相談しなければなりません。


Q:働けないか勉強できない場合、労働や学生(パートタイムの労働許可をもつ)の現在の在留資格を失いますか?

A:いいえ。コロナウィルスの影響で働けなかったり勉強できない場合、資格は制限されません。
しかし、このリストの1つによって、影響を受けたことを証明しなければなりません。
1.雇い主か自分の会社が、事業の営業を一時的に休まなければならない。
2.すでにやめていてオンラインで仕事を探しているか、仕事を得たがその会社に行けない。
3.教育機関が閉鎖登録している場合(入学を予定している機関が閉鎖される場合も含む)
4.教育機関が閉鎖登録され、他の機関えの受入れのための手続きを満たすことができない場合
5.COVID-19を含む長期化する病気のために治療を受けていて、休暇を取らなければならない。

このwebサイト(日本語のみ)を参照し、疑わしい場合は入国管理局に直接確認してください。
http://www.moj.go.jp/content/001319592.pdf

※6月2日付の情報
※特に現在のコロナウィルスの状況でビザの申請手続きは変動するので、質問があれば入国管理局に直接連絡してください。

コロナウィルスで差別をされている場合
Q:COVID-19で差別をされたり目撃したりしました。誰に相談するべきでしょうか?

A:webサイトを通じて、多言語相談センターのよりそいホットラインにアクセスしてください。
https://www.since2011.net/yorisoi/n2/
フリーダイヤル:
0120-279-338(岩手県、宮城県、福島県 0120-279-226)
フェイスブックページ:
https://www.facebook.com/yorisoi2foreign

以下へも助けを求めることができます。
ニュースの裏側: 日本のコロナウィルスについての多言語電話サービス
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/backstories/1019/

ドメスティックバイオレンスを受けている場合
Q:パートナーから虐待されています。誰が私を支援してくれますか?

A:ドメスティックバイオレンスの被害者は、電話やソーシャルメディアで相談できます。
現地での翻訳サービスと避難所の情報を受けてください。

■ソーシャルメディアでの相談、24時間対応:
https://soudanplus.jp/language.html

■パートナーの暴力と支援サービス相談センター:
0570-0-55210(日本語のみ)
※最寄りの相談センターに連絡

■ドメスティックバイオレンス電話接続サービス(ホットラインプラス)
0120-279-889(日本語のみ)

妊娠について心配な場合
Q:妊娠しています。何に気を付けたらよいですか?

A:妊婦は健康な成人と比べて重症になるより大きなリスクはないという予測が証明されるとき、妊娠第三期でのコロナウィルス感染は、妊娠していない女性と同様の貼った都度と重症度を示すでしょう。

そのデータは、妊娠中にCOVID-19について心配しすぎる必要がないことを示します。
しかし、人込みをさけ、定期的に手を洗い、体と心の健康を守るなどの予防措置を行い続ける必要があります。

■より詳しい情報は、この多言語リンクを訪問してください。
https://share.or.jp/english/news/for_pregnant_womencovid-19_countermeasures.html
(2020年5月14日)

簡単な日本語での国内番組ハートネットTVは、以下のリンクをクリックしてください。
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/363/

(原文 https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/id/news/backstories/1117/)

イタリアでは、バルコニーから歌う。
イギリスでは、窓に虹の絵を貼る。
インドでは、「コロナ出ていけ」と叫ぶ。
世界中で、コロナウィルスに立ち向かう連帯が様々な形で伝えらえる。
日本では、3本足、くちばし、うろこでおおわれ、床につく長い髪という姿である。
それはアマビエで、19世紀からの半分魚で半分人間、人間を守るために再び現れた。

19世紀から戻る
人魚のような生き物が3月初めに日本のソーシャルメディアに現れはじめ、すぐに1日に30,000以上のアップロードがあった。
漫画家が独自のスタイルでこの生き物を作り、コロナウィルスが終息するよう願うメッセージといっしょにその絵をシェアした。

アマビエはその後、厚生労働省が公衆安全キャンペーンにアマビエを投入して、公認を得た。
その他に、その生き物は、お菓子、マスク、キャンディー、ロールパンに現れはじめ、スターバックスのロゴに参加し、いくつかの公演で銅像にもなった。

1846年4月の木版の新聞によると、その生き物は最初に、現在の南日本の九州の熊本県である肥後の国の海で作られ、現れた。
その話が流れた時、政府の役人が海でかがやく何かについて調べるためにその海岸に行った。
役人がそこについた時、人魚のような生き物が現れ、自分を「海で生きるアマビエ」と紹介し、2つの預言を伝えた。

預言は、「これから4年間、日本中で豊かな収穫があるだろう、しかし疫病も起こる。」
そしてアマビエはその役人に「すぐに私の絵を作り、人々に見せなさい。」と言い、海中に消えた。

アマビエの進化
福井県文書館の司書であり歴史研究者であるナガノエイシュン氏は、アマビエは江戸時代に報告された十数の占い師の生き物の1つであり、よく似た名前の猿に似た生き物が期限である可能性がある、と述べた。

1843年、アマビエの最初の出現の3年前、同じ県で3本足の猿のような生き物についての報告があった。
その毛の生えた生き物は、アマビコという名前で知られ、原作がよく似ている。
その時代の木版新聞の1枚は、輝く光線についての報告を調べるためにある男性が海に行った、と述べている。
アマビコが自己紹介し、豊作と疫病の流行を予言し、次に、その生き物の絵を見た人は安全で長寿で健康に生きるだろうと主張する。

「その2つの生き物は、多くの共通点があります、アマビコはアマビエではないかと疑うのも当然です。」とナガノ氏は言う。
そして彼は、その猿は19世紀の生き物と比較するとより有名だと言う。
コレラや赤痢などの疫病流行の間、人々は幸運のお守りとして、アマビコの絵を使った。

ナガノ氏は、その生き物は、その話が絵を通じて国中に広がるにつれて、姿が変化した可能性があり、人々が自由に解釈した、という。
彼は、おそらく商業的な利害が創造性とその生き物を見るようにという圧力によって後押しされたのだろう、と付け加える。

「木版新聞の紙面は、瓦版と呼ばれ、絵のついたニュースや噂話が書いてある1枚の紙です。」と彼は言う。
「発行者は、人々の関心を得るように面白い話を欲しがっているので、作ったのでしょう、ある生き物にその絵を持っていない人々が病気に苦しむという警告をさせた可能性があります。」

民衆が興奮する
注目を得ることがなかった数世紀後、アマビエはついにソーシャルメディアの助けであこがれられる注目を得た。

人間の性質は19世紀からあまり変わっていないようで、この不思議な生き物の絵はまだ癒される。
しかしナガノ氏は、以前と今とでは非常に基本的な違いがある、という。

「19世紀、その絵は新聞を持っている人々を救っただけでした。
しかし今、人々はみんなを守るためにその絵を広めています。
私は、そのことは私たちが大きく成長したことを示している、と言うでしょう。」

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